歯ぎしりでかかる力
こんにちは、松戸駅前歯科です。
寝ている間に歯ぎしりを指摘されたことありませんか?
就寝時の歯ぎしりや食いしばりは、成人の約70%以上が行っているとも言われています。
皆さんの中にも当てはまる方が多いのではないでしょうか。
かくいう、私も歯ぎしり常習者です。笑
無意識下での歯ぎしりには多大な力がかかると言われています。
今回は歯ぎしりでかかる力の強さと対策についてご紹介させて頂きたいと思います。
歯ぎしりでかかる力
人が普段噛む力は自分の体重程度と言われています。
それが就寝中の歯ぎしりだと、2〜4倍の力がかかると言われています。
無意識下のため抑制がきかず、歯や詰め物、被せ物を壊してしまう原因となります。
また、噛む筋肉が強張ることで肩こりや頭痛の原因にもなると言われています。
歯ぎしりの対策
就寝時の歯ぎしりの対策として広く知られているのがマウスピース(ナイトガード)です。
マウスピースを就寝時に装着することで、歯を守ってくれて顎や筋肉の負担を解消する効果も期待できます。
次に、ボツリヌス注射も力を緩和するという意味では効果的と言えます。
ボツリヌス注射と聞くと馴染みがないかも知れませんが、ボトックスと同義です。
美容目的で行うものじゃないの?と思われる方も多いと思いますが、歯科の領域では主に咬筋という噛む筋肉に行います。
ボツリヌス注射により、咬筋の緊張をほぐし、歯ぎしりによる症状の緩和に効果があります。
また、歯ぎしりの原因ははっきりとは解明されいないらしいですが、ストレスとの関連性が高いと言われています。
運動や趣味でストレスを発散することで頻度を減らせる可能性もあるそうです。
まとめ
今回は歯ぎしりでかかる力とその対策について紹介させて頂きました。
歯ぎしりによる負荷は想像以上に大きく、ここでは全てを紹介しきれていませんが様々なリスクを引き起こします。
歯ぎしりについてお悩みの方や心当たりがある方は、トラブルを起こす前に早めに歯科医院にご相談されることをお勧めします。