目次
ラミネートベニアとは
ラミネートベニアとは、歯の表面を薄く削り、セラミックのシェルを歯に貼り付け、見た目を改善する治療のことを言います。
歯を削るのは最小限で、歯への負担が比較的少なく、短期間で美しさを手に入れることができます。
こんな方にオススメ!!
- 前歯の形や色がきになる方
- すきっ歯、隙間を治したい
- なるべくご自身の歯を削りたくない
- 前歯の歯並びを治したい
- 歯の白濁が気になる
- つめ物の変色が気になる
ラミネートベニア メリット
- 歯を削る量が少ない差し歯治療に比べ、健康な歯を削らないで済む
- 歯の色や形を改善できるちょっとした隙間や
ねじれも改善できる - 痛みにくい薄く削るため痛みが出づらい
- 変色、劣化しない
- 治療期間が短い
セラミック治療 デメリット
- わずかではあるが歯を削る
- 割れたり、欠けるリスクがある歯ぎしりや食いしばりが強い方には不向き
- 適応症が限られる基本的には前歯。大きい虫歯がある場合には不可
- 大きく歯並びや歯の形を
変えられない - 費用が高い(保険適用外)
ラミネートベニア 料金
費用 | 1本あたり 88,000円(税込) |
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保証 | 2年 ※定期検診の受診が 保証の条件となります。 |
通院期間 | 約1-1.5ヶ月ほどで3~4回が通院の目安となります。 |
当院のラミネートベニアの流れ
1初診検査・カウンセリング
患者様に安心して治療を受けていただくよう、事前に十分なカウンセリングとしっかりとした検査を行います。
その際に、歯の色や形やお顔とのバランス、笑ったときの見え方なども確認します。
2術前シミュレーション模型
前回採得した資料から仕上がりイメージに近い模型や仮のシェルを作り、確認して頂いてから治療を進めていきます。
3歯の形成
エナメル質と呼ばれる歯の表層部を0.5mm~0.7mm程度削ります。
4歯の型取り
精密な印象材を用いて、型取りを行います。
この時に、色味合わせのための写真も撮影します。
次回、完成までの間は仮歯になります。
外れやすいので十分に注意してください。
5ラミネートベニアのセット
完成したラミネートベニアの色や形や噛み合わせを確認し、問題なければ強い接着剤でセットします。
6メンテナンス
ラミネートベニアをより長く使い続けるためにも、歯科医院での定期的な検診を行いましょう。
ラミネートベニア 寿命
ラミネートベニアの平均的な寿命は個人差はありますが、10年程と言われています。
ラミネートベニア自体はセラミックからできているため、変色や劣化はなく長持ちする素材ですが、注意しないといけないのが、破折や脱離になります。
その原因の多くが歯ぎしりや食いしばりなどの強い力にあります。より長持ちさせるためにもマウスピースの使用と定期的な噛み合わせのチェックが大切になってきます。
ラミネートベニア すぐ取れる?
後悔しないために
ラミネートベニアを「やらなきゃ良かった」と後悔する原因の多くが、すぐ取れた、割れたではないかと思います。
ここでは、ラミネートベニアで後悔しないためにできること・対処法について説明していきたいと思います。
- マウスピースの装着とTCHの改善ラミネートベニアが取れた、割れたの原因の多くは力によるものです。
後悔しないためにも、夜間の歯ぎしりや食いしばりが強い方は、マウスピースを使い、ラミネートベニアへの負担を減らしましょう。
日中の食いしばり癖(TCH)がある方も気づかぬうちに負荷をかけてしまうことがあるので注意が必要です。
また、硬いものを好んで食べる方は食事内容を見直したり、小さくして食べるなどの工夫を検討してみてください。 - 事前に歯科医師とよく相談するラミネートベニアは適応症が限られており、必ずしも万能な治療ではないです。
事前にリスクやデメリットも理解した上で選択するのが良いでしょう。
例えば、噛みあわせの力が強く破折のリスクが高い場合には、ラミネートベニアよりもかぶせ物の方が安心なこともあります。
また、ガタガタの歯並びを治したい場合には、矯正やかぶせ物を検討した方が良いこともあります。
いずれにしても、事前に患者様のご要望や最終ゴールのイメージを共有することが大切だと考えます。
その中で、ご自身にあった治療を選択し納得した上で治療を開始するのが後悔しないためにも良いと思います。 - 定期検診の受診ラミネートベニアを入れた歯の周りに汚れがたまると、虫歯や歯周病の原因となります。
また、噛みあわせもつけた直後から段々と変わってきます。
強く当たるようになるとその分、破折のリスクが高まります。
トラブルが起きてから後悔するのでなく、トラブルを未然に防ぐためメンテナンスに通うことが大切です。
ラミネートベニアと
セラミッククラウン 違い
ラミネートベニアとセラミッククラウンのどちらも、歯の見た目をきれいに改善することができます。
ラミネートべニアは、歯を削る量が最小限で済みます。
噛み合わせが強い方・歯並びの大きな改善には不向きです。
一方、セラミッククラウンは歯の周りを大きく削り、かぶせ物をします。
歯を削る量は多くなりますが、その分強度は増します。
また、かぶせ物にすることである程度歯並びの改善も図れます。
患者様のご要望やお口の中の状態によって、治療方法を選択していくと良いでしょう。
まとめ
ラミネートべニアは最小限の歯の切削で、短期間で白い歯が手に入るとてもオススメな治療方法です。
ただし、適用がかなり限られているのと、他の治療方法が適切なこともあるため、よく歯科医師とご相談の上決定するのが良いでしょう。
前歯の色や形でお悩みの方は是非一度当院までご相談ください。
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