TCHってご存知ですか?
TCHとは

TCH(上下歯列接触癖)とは、上下の歯が常に触れている状態、習慣のことを言います。
人は何もしていない安静時には上下の歯は
1〜3mm程離れているのが正常と言われています。
しかし、TCHがある方はこのすき間を作らず、無意識に上下の歯を接触させてしまいます。
気づかないうちに、さまざまな口腔トラブルを引き起こしている可能性のあるTCH。
もしかすると、あなたの日常のちょっとした不調もTCHが原因かもしれません。
今回はそんなTCHについて説明をしていきたいと思います。
TCHの影響

TCHをそのままにしておくと、歯や歯ぐきなどに日常的に力がかかっている状態が続きます。
そうすると
- 歯が欠けたり、割れたりする
- 詰め物やかぶせ物が外れる
- 歯を支えている骨が溶け、
歯周病が悪化する - 顎の関節に負荷がかかり、
顎関節症になる - 咬筋が緊張し、
肩こりや頭痛を引き起こす - 歯が削れることで知覚過敏が生じる
など、様々なトラブルを引き起こす可能性が
あります。
どうして
TCHが起こるの?

TCHは姿勢やストレスと関連性があると言われています。
パソコン作業やスマホ操作などで下を向く姿勢が続くと歯が接触しやすくなります。
また、日常のストレスから無意識に歯を食いしばることが多いとTCHが生じやすくなります。
TCH チェック方法

姿勢を正した状態で目を閉じて軽く唇を閉じましょう。その時に上下の歯が接触している場合にはTCHの可能性があります。
また、頬や舌に歯の跡が付いている方もTCHの可能性が高いと言えます。
TCHの対策

TCHは無意識の癖です。自身が無意識に歯を合わせていることを自覚し、その癖をやめるように意識することが大切です。
その方法として効果的なのが、スマホやパソコンなどに「歯を離す」などのメモやポストイットをし、リマインダーするやり方です。個人差はありますが、3〜4か月続けるとメモを見なくても自然と習慣化されることが多いようです。
また、日常のストレスを発散するためにTCHや歯ぎしりをしているとも言われます。
運動や趣味など自分なりのリラックス方法で、普段からストレスを溜め込まず発散することもTCHの対策のみならず全身の健康にとって大切です。
まとめ

TCHは自覚がないことがほとんどなので、まずは気づくことが大事です。
1日のうち会話や食事を除いて、上下の歯が接触するのは15〜20分程度が正常だと言われています。この認識を持ち日常的に意識して改善していくことが大切です。
今こうしているうちにも、歯と歯がくっついていると感じたあなた。歯を離す習慣を早速始めてみましょう。