よく噛むことがもたらす6つの効果

こんにちは、松戸駅前歯科です。
突然ですが、皆さんは普段お食事をするとき、ひと口に何回噛んでいますか?
ひと口につき20~30回、ゆっくりよく噛んで食事をすることが良いとされています。
では、よく噛んで食べることでどのような効果が得られるのでしょうか。
今回は、よく噛むことがもたらす6つの効果について紹介していきたいと思います。
よく噛むことがもたらす
6つの効果

①胃腸の働きをよくする
よく噛むことで食べ物が細かく砕かれ、唾液中の消化酵素も多く分泌されます。それにより、胃腸の負担が減り消化を助ける効果が期待できます。
②虫歯・歯周病・口臭の予防に
よく噛むことで唾液が分泌されます。唾液には、お口のなかをきれいにする「自浄作用」や菌やウイルスから身体を守る「抗菌作用」があるため、虫歯や歯周病、口臭予防にもつながります。
③肥満防止
ゆっくりよく噛んで食べることで脳の満腹中枢が働き、満腹感が得られることで、食べ過ぎ、肥満防止にもつながります。
④脳の活性化
よく噛むことで脳が刺激され、血行がよくなります。そうすると、脳に栄養と酸素が十分に供給され、脳の機能が活発になります。脳の若さを保ち、認知症の予防にもなると言われています。
⑤顔の若さを保ち、
発音がはっきりする
よく噛むことで、口の周りの筋肉が発達し、顔のたるみやほうれい線などの対策にもなります。また、舌や唇など口の中で音を形成するための筋肉も鍛えられるため、言葉の発音もはっきりする効果も期待できます。
⑥がんを予防する
唾液の中にあるペルオキシダーゼという酵素には、発がん性物質の発がん作用を抑制する効果があると言われています。よく噛んで唾液を増やすことで、がんを予防する可能性にもつながると言われています。
まとめ

いかがでしたでしょうか。
よく噛むことはお口の健康維持のみならず、脳や身体にもいい効果が期待できます。
そして、よく噛むことは年齢問わず、今すぐに取り組むことができる習慣です。
まずは無理ない範囲から「ゆっくりよく噛んで食べる」を始めてみましょう。