唾液の量を増やす方法

こんにちは、松戸駅前歯科です。

唾液は健康な成人では1日に1～1.5リットルほど分泌されます。唾液には、汚れを洗い流す「自浄作用」や菌やウイルスから身体を守る「抗菌作用」など様々な役割があります。

加齢や生活習慣など様々な要因によって、唾液の量が少なくなると虫歯や歯周病だけでなく、全身の健康にも影響を与えることもあります。

今回は、こうした様々な働きをしてくれる唾液を増やす方法についてご紹介していきたいと思います。

唾液の量を増やす方法

①よく噛んで食べる

噛む刺激が唾液の分泌を促進させます。1口30回を目安にゆっくりよく噛んで食事をしましょう。
また、ガムや噛み応えのあるものを食べるのも効果的と言われています。

②水分補給をこまめに行う

唾液は99%以上が水分からできています。唾液量を増やすには体内に十分な水分量が必要なため、こまめに水分補給をしましょう。

お茶やコーヒーなどカフェインの入っているものは利尿作用があるため、お水が効果的です。

③唾液腺をマッサージする

唾液は唾液腺から分泌されます。主な唾液腺である耳下腺（耳の横あたり）、顎下腺（下顎の内側あたり）、舌下腺（顎の真下あたり）をやさしくマッサージしましょう。

マッサージをすると唾液腺が刺激されて、唾液の分泌が促進されます。強い力でなく、指を使って優しく行うようにしましょう。

④舌を動かす

舌を動かすと唾液腺が刺激され、唾液の分泌が促進されます。

口を閉じた状態で、舌を上下左右に動かしたり、ぐるぐる回したりしてみましょう。唾液が分泌されているのが実感できると思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

唾液の分泌を促進して量を増やすことで、唾液のもつ様々な働きを最大限発揮させることができます。唾液を増やす方法は、日常生活でもすぐに取り入れることができます。

お口と身体の健康を守るために唾液を増やす心がけを意識していきましょう。